■COVID-19のパンデミック危機の消費者について、Consumers International(国際消費者機構)が「共同声明」を発信しています。そのポイントを紹介します。 (訳はCCFS) (サステナビリティ消費者会議、2020年5月6日)
「Consumers InternationalはCOVID-19の責任として、世界の消費者保護にフォーカスし、消費者のエンパワーメントを求めます」
「Consumers InternationalはCOVID-19の責任として、世界の消費者保護にフォーカスし、消費者のエンパワーメントを求めます」
COVID-19のパンデミック危機に対応して、100か国のConsumers Internationalメンバーは、消費者の権利に基づく市場における個人の保護とエンパワーメントに焦点を当てること、そして、消費者保護を通して公正、安全で弾力性のある持続可能な経済を構築するために、国や政府機関を超えて調整された戦略を求めます。
コンシューマーインターナショナルは、公正、安全、かつ持続可能な市場への人々の権利を代表する世界の消費者団体の組織です。私たちは、COVID-19パンデミックのなかで国々の声を活用しています。健康と家庭に責任ある情報を共有する、個々の消費者の経済的負担を削減する方法を確認する、企業や政府が責任を持って行動することを促進する、たとえば、消費者にプライバシーに関するオンライントレーニングを通して革新するなど。
このようなネットワーク活動を通して、私たちは次のことを確認しました。
・危機の最中に信頼を築くことは非常に重要です。
・国際的なCOVID-19パンデミック危機は、今、世界は相互につながっていることを思い起こさせます。
・すべての国の新興市場と脆弱な消費者は最大のリスクに直面しています
消費者保護は、現在、そして、すべての世代のために、安全、公正、持続可能で活性化した市場を再構築の助けとなります。
■重要なシステムと市場で人々を保護する
1.すべての人々が、国連が認めた合理的な消費者ニーズにアクセスすることを確保する
2.不当な市場慣行から人々を保護する
3.脆弱で低所得の消費者を保護する
■市場における人々の消費者の権利に基づく持続可能な消費と生産への緊急シフトに投資
1.より強力で包括的な消費者保護を築く
2.持続可能性を優先に
3.健康を優先に
4.食品システムを強化する
5.公正な金融サービスへのアクセス
6.公正な公共投資
7.公平で安全なデジタル接続を実現